最強女子「柚斗」

天国...?

気がつくと、真っ白な所にいた。


「柚斗」

声だけですぐ分かった。

柚『夢蝶!!会いたかった!』

夢「俺もだよ」
そう言って抱きしめてくれた。
涙が溢れてきた。

夢「ずっと見てた。柚斗のこと。...俺のせいで...」
柚『夢蝶のせいじゃない!これは...俺が弱いから...』
夢「弱くなんてない。柚斗は俺が居なくても頑張ってた」

柚『これからはずっと一緒にいる。もう離れないで。』
夢「それは出来ない。あと少しで柚斗は戻らなければいけない。」
柚『俺はもう死んだんだ。ずっと一緒にいる』
夢「死んでない、生きてる。柚斗、俺は柚斗が大好きだ。俺も離れたくない...。
これ。」

夢蝶はピアスを渡してくれた。
綺麗な蝶と柚が描かれている。

夢「これは柚斗が生まれた時にオリジナルで作ってくれたものだ。」

柚『ありがとう。離れていても、見守っててね』

夢「あぁ、目に見えなくても、ずっとそばにいる」

柚『俺が死ぬまで待っててな』
夢「おぅ、何年でも待ってる」

大好き
最高の笑みを向けると嬉しそうに笑った。


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