最強女子「柚斗」
許せない、許せない!
夢蝶を奪った黒龍を私は許さない!
廉「...い、おい、おい!柚!」
柚『何?』
廉「手、見ろよ」
手を見ると驚いた。
無意識のうちに強く握った拳からは血が出ていて、下が血溜まりになっていた。
柚『悪い』
廉「気にすんな、手当するからこっち来い」
廉ちゃんは俺の手に包帯を巻きながら言った。
廉「あまり思い詰めるなよ」
柚『俺は、あいつらを許さない。夢蝶を奪った、あいつらを』
廉「あぁ、俺も許せない。でもそれで柚が苦しむのは違うと思う、だからもう、そんな顔すんな」
柚『初めは俺も、楽しい思い出を考えていたよ。でも、日に日に憎しみと悔しさが増していくんだ。あの時俺がもっと早く気づいていれば、俺が庇っていれば、未来は変わったかもしれない俺にも責任が「やめろよ」え?』
秋「そんなことして柚が死んだら夢蝶はどう思う?自分のせいで柚が死んだ、その思いを背負っていくんだぞ?そんなの、俺だったら耐えられない」
秋「柚、笑顔でいろよ、夢蝶が大好きだった、その笑顔で」
柚『秋跡...』
目頭が熱くなってきた。
廉「泣いて、いいんだ」
その言葉で、俺の涙腺は崩壊した。
しばらく泣いて冷静になると、ふと思った
柚『なんで秋跡がいるの?』
秋「担任、ずっと待ってた」
廉「ごめん、忘れてたわ」
おいおい...
秋跡(あきと)と廉璽(れんじ)は夢蝶の幼なじみだ。
柚『教室行かなくてもいいのか?』
秋「やっべ!もう結構過ぎてる」
夢蝶を奪った黒龍を私は許さない!
廉「...い、おい、おい!柚!」
柚『何?』
廉「手、見ろよ」
手を見ると驚いた。
無意識のうちに強く握った拳からは血が出ていて、下が血溜まりになっていた。
柚『悪い』
廉「気にすんな、手当するからこっち来い」
廉ちゃんは俺の手に包帯を巻きながら言った。
廉「あまり思い詰めるなよ」
柚『俺は、あいつらを許さない。夢蝶を奪った、あいつらを』
廉「あぁ、俺も許せない。でもそれで柚が苦しむのは違うと思う、だからもう、そんな顔すんな」
柚『初めは俺も、楽しい思い出を考えていたよ。でも、日に日に憎しみと悔しさが増していくんだ。あの時俺がもっと早く気づいていれば、俺が庇っていれば、未来は変わったかもしれない俺にも責任が「やめろよ」え?』
秋「そんなことして柚が死んだら夢蝶はどう思う?自分のせいで柚が死んだ、その思いを背負っていくんだぞ?そんなの、俺だったら耐えられない」
秋「柚、笑顔でいろよ、夢蝶が大好きだった、その笑顔で」
柚『秋跡...』
目頭が熱くなってきた。
廉「泣いて、いいんだ」
その言葉で、俺の涙腺は崩壊した。
しばらく泣いて冷静になると、ふと思った
柚『なんで秋跡がいるの?』
秋「担任、ずっと待ってた」
廉「ごめん、忘れてたわ」
おいおい...
秋跡(あきと)と廉璽(れんじ)は夢蝶の幼なじみだ。
柚『教室行かなくてもいいのか?』
秋「やっべ!もう結構過ぎてる」