君のとなりで恋をします。─下─







「まぁ、大変だと思うけど頑張れよ。」




「ありがとう。」







私とまっつんが体育館倉庫に入ると、3人の選手たちが既にそこにいた。


3年生の先輩たち…。









「…あ、マネージャー。

川上高校のデータってどこにある?」





「え…?

データなら全部そこの箱の中に入れてあるはずですけど…」





「それが、川上のだけないんだよ。」








え…?

この間整理した時はあったはず…









「確かにそこにあったはずなんですけど…

すみません、探しておきます。」







私が頭を下げると、1人の先輩が突然怒りだした。






< 4 / 495 >

この作品をシェア

pagetop