君のとなりで恋をします。─下─
「うん。いいよ。」
その返事と同時に、柊吾の顔が私の方に近づいてきて…
そっと唇を奪う。
「…香純っ……」
「…ふ…ン……ぅ……」
深くなるキスに酔いしれていると、ゆっくりと上半身が傾いて、柔らかなベットのスプリングを背中に感じた。
私の顔の横には彼の両手が置かれていて…
「…っ…柊吾…。」
「香純。…好きだよ。」
真上から私を見下ろす、彼の甘い瞳。
目と目が合うだけで、胸が跳ねて…
どうしよう…
ドキドキしすぎて、苦しい。