君に愛を捧げたあの日から。

未来からの手紙





明日は高校の入学式。




明日に備え、今日は夜9時に寝た。




朝起きると、私の高校生活の始まりを分かってのことだろうか。




ベットの横の小さな机には一通の白い手紙。




『お母さんかな…?』




もしかしたらお母さんが朝早くに来て入学祝いの手紙を置いてくれたのかも。




私は今、一人暮らし。




だけど鍵を渡してあるからあり得るとその時までは深く考えてなかった。




『わざわざ手紙書いてくれるなんていいお母さん…!』と感心までしていた。




その真っ白い手紙の封をあけ、二つを折りにされた紙を開いた。



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