ゼツボウカクレンボ
「ぎゃあああ!!!!!」
なんで,なんで,なんで,なんで,なんで…
私の体はすけているの?
私は慌てて鏡を掴んだ…はずだった。
私が伸ばした手は,いつかのドラマで見た光景だった。
物が…掴めない。
おとぎ話の世界と現実が繋がってしまったような,怖すぎる感覚が,身体中に広がる。
「ざまあみろ…!!」
そう言ったのは鏡の裏から出てきた…
“錫斗”だった。
なんで,なんで,なんで,なんで,なんで…
私の体はすけているの?
私は慌てて鏡を掴んだ…はずだった。
私が伸ばした手は,いつかのドラマで見た光景だった。
物が…掴めない。
おとぎ話の世界と現実が繋がってしまったような,怖すぎる感覚が,身体中に広がる。
「ざまあみろ…!!」
そう言ったのは鏡の裏から出てきた…
“錫斗”だった。