【短】君のヤキモチで、
耳障りな黄色い声が向けられているのは
江畠大翔。
私の幼馴染みであり、彼氏でもある。
そんな彼は校内一の人気者なんだとか。
まあ、かっこいいことは認めるけど
高校での大翔 と 私の前での大翔 は全く別人だということをみんなは知らない。
無愛想なくせして意地悪でキラッキラな笑顔だって向けてくんない。
そんなヤツなんだよ……。
でも、そこが堪んなく好きなんだよね……なんでだろね
好きの形って人それぞれなのかな?