好きという証

「どうするんじゃ」
 僕が考え事を思考内に巡らせている間に、どデカい猫がまた一歩近付いてきた。
 目の大きさも異常で、取って食べられるかもしれないという不安がある。
 どデカい猫の舌がペロリと自分自身の唇を舐める。さては、僕を食べる気だなと思ってしまう。
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