~君との時間~

第2話…翔太との距離

翔太との距離
なんだろ。この、もやもやは。
莉乃は、すこし不安だった
嫌われたのかなって
友達にも話した。
そしたら、考えすぎだよと言われた。
そうなのかもしれないと。自分の心に言い聞かせた。

翔太は、サッカーをしているときは。すごく楽しそうだ。男の子とは仲良く話せている。けれど、女の子とは少し距離があいていて。
なんか、苦手意識があるのかもと思った。

そして、私は勇気を出して
翔太に聞いた。
翔太くん、ちょっといいかな?
と言った。
そしたら、翔太はまた少し震えていた。震えた声で、なにかな。莉乃さん。と答えた

莉乃はそこで確信した。
翔太くんとは、まだ転校してきて1ヶ月も経ってないけどね。私ね、翔太くんってもしかしたら。違ってたらごめんね。と言い
翔太くん、女の人苦手?だよね。と言った

翔太は、下を向きながら。頷いた。

莉乃は、それで少しなぜか安心した。
莉乃は、あのさ。私には、少し心許してくれてるの?答えてくれるじゃん。って言うと。
翔太は、うん。少しは、心許してるよ。莉乃さんには。と言った。

莉乃は、さん付けして欲しくないな。同級生じゃんと言った。
翔太は、じゃあ。もう少し慣れたら。呼び捨てしてみるね。と言った。
翔太は、その後部活に行った。
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