カフェの店員は愛されてます!
八人の王子様
それから数週間、何事もなくいつも通りに過ごせているーーーと言いたいところだけど最近私は悩んでいることがある。
「また、だ……」
家のポストを開けると体が震えてしまう。そこに入っていたのは何通もの手紙と私の隠し撮りしたのであろう写真。震える手で私はそれを掴み、家の中に入る。
ここ数日、こうして手紙や写真をポストに入れられていることが多くなった。さらにどこかに出かけている時も視線を感じて怖い。
「ストーカーってやつ?」
私の頭の中にストーカーに殺されたという過去の事件が浮かぶ。でも、警察に相談しても相手にしてもらえないかもしれない。だから放っておいているけど、日に日に手紙の内容は過激なものになっているような気がした。
『今日、萌ちゃんカフェのまかないカルボナーラ食べたでしょ?いいなぁ。おいしそう!僕もおいしいお店知ってるから一緒に行こうね!』
『萌ちゃんのお友達、結婚したんだってね。真剣にプレゼントを選ぶ萌ちゃん、可愛かったなぁ。素敵な結婚式場、探しておくね』
「また、だ……」
家のポストを開けると体が震えてしまう。そこに入っていたのは何通もの手紙と私の隠し撮りしたのであろう写真。震える手で私はそれを掴み、家の中に入る。
ここ数日、こうして手紙や写真をポストに入れられていることが多くなった。さらにどこかに出かけている時も視線を感じて怖い。
「ストーカーってやつ?」
私の頭の中にストーカーに殺されたという過去の事件が浮かぶ。でも、警察に相談しても相手にしてもらえないかもしれない。だから放っておいているけど、日に日に手紙の内容は過激なものになっているような気がした。
『今日、萌ちゃんカフェのまかないカルボナーラ食べたでしょ?いいなぁ。おいしそう!僕もおいしいお店知ってるから一緒に行こうね!』
『萌ちゃんのお友達、結婚したんだってね。真剣にプレゼントを選ぶ萌ちゃん、可愛かったなぁ。素敵な結婚式場、探しておくね』