恐怖庵
「おっ裕太!
こっちこっちー」
10分前に集合場所にしていた某居酒の前まで行くと
すでに他のメンバーは揃ってるみたいでした。
男子が3人、女子が3人。
僕が参加したことで
人数も程よい感じになったのか
弘樹もホッと安堵の顔を浮かべています。
「さっ、入りましょー」
立ち話もそこそこに
僕達はとりあえず店内へ。
「佐藤弘樹、大学二年でーすっ!!」
「飯島美香です。
美容専門学校通ってまーすっ」
「あ、石田裕太です。
大学二年です。
よ、よろしく」