カフェの店員はデートします!
相川くんはそう言うけど、女の子みたいに可愛いと思うんだけどな〜……。

お店の中に入ると、「可愛い……」と私と相川くんは呟いてしまった。同時に言ったことに二人で笑う。

お店の中は、女の子なら目を輝かせるようなゆめかわいい雰囲気。カーテンは白いレースで、おしゃれなぬいぐるみがたくさん飾られていて、見ているだけでも楽しい。

「個室に行きましょうか」

相川くんがそう言い、「そうしよっか」と私も頷く。このお店では個室で食べることもできるんだ。

「ケーキ、食べよっか」

「はい!楽しみです!」

個室にかばんを置いた後、私と相川くんは並べられたスイーツをお皿に取っていく。ショートケーキも、タルトも、マカロンも、プリンも、全部おいしそうで迷っちゃう!

「いただきます!」

スイーツをお皿に入れて個室に戻った後、相川くんと手を合わせて食べ始める。ショートケーキ、すごくおいしい!

「萌さん、ついてますよ」

「えっ?」
< 3 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop