あの丘で、シリウスに願いを
「俺さ、恋愛はゲームだってずっと思ってた。だけど違うね。今までのアレは恋愛じゃなかった。まことを求める感情こそ、本物だと思う。
俺、思うんだ。俺たちが目指した、時間を共有して疲れた時や辛い時には頼っていい存在って『夫婦』ってやつなんじゃないかなって」
翔太はスーツの内ポケットから、ベリーピンク色の『シリウス』を取り出した。
「俺がまことにとって、『シリウス』…一番輝く憧れの星だって言ってくれたね。凡人の俺が一番だなんて、本当に嬉しかった。俺にとっても、まことが一番だよ。愛してる。
これを君に。俺の願いを込めて作ってもらったんだ」
憧れのピンク色のシリウス。本当はずっと手にしたかったその逸品を受け取った。
シリウスにMakoto.Iの刻印。Iのイニシャルは、つまり、一条のI。それが、翔太の願い。
俺、思うんだ。俺たちが目指した、時間を共有して疲れた時や辛い時には頼っていい存在って『夫婦』ってやつなんじゃないかなって」
翔太はスーツの内ポケットから、ベリーピンク色の『シリウス』を取り出した。
「俺がまことにとって、『シリウス』…一番輝く憧れの星だって言ってくれたね。凡人の俺が一番だなんて、本当に嬉しかった。俺にとっても、まことが一番だよ。愛してる。
これを君に。俺の願いを込めて作ってもらったんだ」
憧れのピンク色のシリウス。本当はずっと手にしたかったその逸品を受け取った。
シリウスにMakoto.Iの刻印。Iのイニシャルは、つまり、一条のI。それが、翔太の願い。