あの丘で、シリウスに願いを
「そういえば、ワンちゃんは?」
まことは部屋を見渡すが、犬を飼っている様子はない。
「ナナちゃんは、翔太先生が飼ってるんです。翔太先生はお隣に住んでて。ほら、忙しい方だから、お母さんと私がナナちゃんのお散歩とかお世話のお手伝いしているんですよ」
「そうだ柊子、お母さんちょっとナナちゃんにご飯あげてくるわ。
六平先生、柊子をお願いしていいかしら。なんだかバタバタしてて、ナナちゃんにご飯忘れたらかわいそうだから」
信子がそう言って立ち上がった時だった。
「柊子ちゃん!」
なんと白衣姿のまま、飛び込んできたのは翔太だった。
「大丈夫?俺、車で来たから。すぐ乗って」
「いやだ、翔太先生、そのまま来てくれたの?忙しいのにごめんなさい」
さすがに柊子も翔太の勢いに驚いている。まことも、びっくりして引いてしまった。
「荷物はこれだけ?さ、行こう!」
まことは部屋を見渡すが、犬を飼っている様子はない。
「ナナちゃんは、翔太先生が飼ってるんです。翔太先生はお隣に住んでて。ほら、忙しい方だから、お母さんと私がナナちゃんのお散歩とかお世話のお手伝いしているんですよ」
「そうだ柊子、お母さんちょっとナナちゃんにご飯あげてくるわ。
六平先生、柊子をお願いしていいかしら。なんだかバタバタしてて、ナナちゃんにご飯忘れたらかわいそうだから」
信子がそう言って立ち上がった時だった。
「柊子ちゃん!」
なんと白衣姿のまま、飛び込んできたのは翔太だった。
「大丈夫?俺、車で来たから。すぐ乗って」
「いやだ、翔太先生、そのまま来てくれたの?忙しいのにごめんなさい」
さすがに柊子も翔太の勢いに驚いている。まことも、びっくりして引いてしまった。
「荷物はこれだけ?さ、行こう!」