地獄船
「触ってみろよこの扉。すごく冷たいぞ」
そう言われて、俺は一歩踏み出した。
銀色の扉に触れてみると、それは冷凍庫のように冷たく、すぐに手をひっこめた。
「もしかして、食料を保管している部屋なんじゃない?」
綾が言う。
だけど、客室と同じフロアにそんなものがあるとは思えなかった。
「鬼たちは食いしん坊だもんね。ここに冷凍庫があってもおかしくないんじゃない?」
ミヅキが言う。
そう言われて、俺は一歩踏み出した。
銀色の扉に触れてみると、それは冷凍庫のように冷たく、すぐに手をひっこめた。
「もしかして、食料を保管している部屋なんじゃない?」
綾が言う。
だけど、客室と同じフロアにそんなものがあるとは思えなかった。
「鬼たちは食いしん坊だもんね。ここに冷凍庫があってもおかしくないんじゃない?」
ミヅキが言う。