地獄船
うそだろ!?


思わず声を上げそうになり、グッと飲みこんだ。


ミヅキの正座はさっきからずっとカウントされていたうようだ。


それならミヅキが脱落することはまずないだろう。


「で、でも、まだ開始の合図はなってないよな!?」


浩成が青ざめた顔をしてそう言った。


「ん? あぁ、でもまぁいつまで我慢できるかだから、フライングしてもいいだろ? お前らのはちゃんと計るし」


鬼がシレッとした表情でそう言った。
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