地獄船
「今度は青の勝ちか。どうする?」
鬼がそう言って子鬼たちを見る。
子鬼たちは口々に何かを言い、その言葉はごちゃ混ぜになって何を言っているのかわからなかった。
「う~ん。仕方がないな。今回はトータルの個数で決めることにしようか。え~と、赤が16個と15個。トータル30個。青が13個と15個でトータル28個。ってことは、赤の勝ちー!!」
「やった! 勝った!」
頑張ったかいがあった!
俺は綾とハイタッチをしてニッと笑った。
負けた青チームは悔しそうに下唇を噛んでいる。
「でも、勝ってどうなるんだろうね」
鬼がそう言って子鬼たちを見る。
子鬼たちは口々に何かを言い、その言葉はごちゃ混ぜになって何を言っているのかわからなかった。
「う~ん。仕方がないな。今回はトータルの個数で決めることにしようか。え~と、赤が16個と15個。トータル30個。青が13個と15個でトータル28個。ってことは、赤の勝ちー!!」
「やった! 勝った!」
頑張ったかいがあった!
俺は綾とハイタッチをしてニッと笑った。
負けた青チームは悔しそうに下唇を噛んでいる。
「でも、勝ってどうなるんだろうね」