君の腋を舐めたい


「それと同じで、チヅルちゃんとリサちゃんが仲直りできたのも、

リサちゃんがまたいつもの日常生活に戻れたのも、アサミさんのお陰ですよ。」


「そう言ってもらえると・・
なんか救われるね・・。」


「だから辞めないでくださいよ~(ToT)」


「え!?」


「アサミさんに辞められたら俺一人でやってける自信無いっす。

内村課長に怒られた時に慰めてくれるポジションがいないと、

俺の豆腐メンタルがやられます(T^T)」


「あ・・え~っと・・ごめん。
辞める方向で話進んでたっけ?」





「お待たせしましたぁ!!
追加のタン塩と生ビールになりまぁ~す!」




「あ、そういえば藤村の逮捕・送検、
刑事課に取られなくて良かったですね!」


「あれはこっちの事案だから当たり前だよ。」


「でも最終的にガラ抑えたのって関本主任と星野君なんですよね?

いつものパターンだったら刑事課の手柄になりそうな・・?」


「そうならないように、梅田刑事課長に裏で根回ししてくれた人がいたっぽい。」


「おぉ~!ひょっとして長年続く犬猿の仲が、ついに解消される第一歩ですか!」


「・・・いや!
やっぱり私は生理的に受け付けない!!

アイツら・・いつか殺す・・!」


「ひぃぃぃ~(ToT)」


< 107 / 159 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop