君の腋を舐めたい


・・・これで・・・・
完全犯罪は成立する・・・。


「早く来ないかねぇ。」





「あ、福留さん!」


「え・・・・・・?」


・・・・・・・・・・・は?


「あ・・・あれぇ・・?
どうしたの星野君・・?」


「すみません。僕もやっぱり心配になって来ちゃいました。」


「・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・大丈夫ですか福留さん?」


「あ・・・・う、うん。びっくりしたなぁ。まさか君まで応援に来てくれるとは。」


「あ、僕だけじゃないですよ。」


「え・・・・・。」


・・・・・・・・・・・・・・・・
なんでこいつらが来た!!!!?


日射しに打たれながら、星野から遅れてゆっくりと・・・猫背男もやって来た。

その手には・・・・


「君も飲みますか?経口補水液です。」


「あ・・・ハハッ大丈夫です。」


・・・お荷物豊川・・・・。



「福留さん。それで状況は?」


「あ・・あぁ・・うん。無反応だったから大家さんがもうすぐ来るよ。」


「中で倒れてなきゃいいけど・・。」

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