君の腋を舐めたい




霊視刑事 星野ヨシヒト
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なんだよこれ・・・・

なんだよ・・これは・・!!


「・・・・・・・・・・・。」


焼き肉屋⇒コインパーキング
⇒コンビニ⇒コインパーキング
⇒コインパーキング⇒コンビニ・・



「・・・・ダメだ・・・
ここで途切れた・・・!」


「しかし、これでハッキリしましたね。

福留君が水沢巡査長の失踪に大きく関わっているのは間違いありません。」



それぞれの所有者に警察手帳を見せて確認した防犯カメラ映像。


そこにはもれなく・・
ぐったりしながら歩く水沢さんと・・

その肩を持って、担ぐように隣り合う福留さんの姿が映っていた・・。


「大通りへ出て、タクシーを拾ってどこかに移動したんでしょうね。」


そう呟いた豊川さんが、
僕へ“電話”の合図をする。


すぐにスピーカーにして、
関本主任へ電話を掛けた。







<・・星野!どこいるんだお前!?>


「関本主任。豊川です。」


<ありゃ?テツさん?>


「今、星野君と一緒に居ます。」


<何かあったんですか?>


「お願いがあります。
何人か貸して頂けますか?」


<え・・・事件か!?>


「いえ、まだ起きたわけではありません。」


<ありゃ・・・・どういう事?>


「私達だって、
たまには“何か起きる前”に動きましょう。」


<よく分からんけど・・
どうすればいいですか?>


「生活安全課の福留君の尾行及び、
家周りに張り込み班を配置してください。」



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