君の腋を舐めたい
「・・・・・・・・。」
「ねぇどうしたの?早くお風呂行こうよ。」
だが・・・何故だ・・?
“これ以上”なんて無いはずだ。
身体的に異常はない。
今日も服を脱いだセイラに反応している。
だが・・この気持ちが晴れない。
この“飽き”は一体どこから来ている・・?
どうすれば埋められる・・?
日本人である限り、
米に飽きることはない。
それと同じで男である限り、
女体に飽きることはない。
だけど・・
ツナマヨにも梅にもおかかにも昆布にも美味を感じなくなった自分が分からなくなっていた。
「いいの?じゃあ今日は私がご奉仕してあげるね。」
「・・・・お願いします。」
「キャハハ!敬語やめてよ。
逆に気持ち悪いんですけど。」
「セイラ。」
「・・・・?」
「スマホのアルバム見せてくれないか?」
「え・・どういう事?」
「プライベートをさらけ出すのはマズいか?」
「・・・ううん。大丈夫だよ。」