君の腋を舐めたい
「この封筒はいつどこに?」
「今朝・・郵便受けに入ってました・・。」
「今までに、これ以外で何か怖い思いをしたことってあるかな?
例えば夜道に誰かに後を尾けられたり、
ピンポンダッシュをされたり・・・。」
「・・・・・・・・・・・・・。」
「「・・・・・・・・。」」
「・・・3日前ぐらいに・・・
大学から帰ってきたら・・・
その・・部屋のドアノブが・・・。」
「・・・・・・・・。」
「その・・触った瞬間に・・
ベタベタしてて・・。
でも何なのか分からなくて・・
すぐに拭き取って・・
気にしないようにしてたんですけど・・。」
「それって白濁としてたかな・・?」
「・・・・多分・・・・。」
・・・・最悪。
リサちゃん本人はその正体が分からずに困惑しているので、“大丈夫だよ”とその肩をさする。
「アサミさん・・。
それってまさか精え・・!?」
「!!!」
「あ痛っ!」