君の腋を舐めたい
水沢アサミ
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「君たち・・高校生かなぁ?」
「「「!!?」」」
いつもの巡回ルートになっているゲームセンター。
23時を過ぎて中に入ってみると、
格闘ゲームのコーナーで盛り上がっている3人の男の子がいたので・・
「セイズ署 生活安全課の者だけど、
今何時か分かってるよね?」
手帳を見せて、
店の外で話を聞こうと腕を掴・・
「「「に、逃げろ!!!」」」
あ!!!
「もう~しょうがないなぁ・・・。」
途端に男の子達が非常口の看板のほうへ走り出す。
どうしてみんな“裏口からなら逃げ切れる”って思うのかな・・。
まぁその単純な考えのおかげで、
私は全力疾走する必要は無いんだけど。
「うぇーーい!ようこそ少年達~!」
「「「ぎゃーーー!!」」」
あれぐらいの年頃の子達なら1対3でも問題無い。
裏口で待機というか・・待ち伏せしていた後輩があっさりと男の子達を確保した。