君の腋を舐めたい


「福ちゃんグッジョブ!」


「うぃっす!

・・お前ら、可愛らしい女の人だと思って甘く見ただろ?

このお方はな、ゴリラよりも握力があると言われている通称ゴリ・・・・痛っ!」


「余計な事は言わんで良し。」


いつも余計な一言が多い、後輩の福ちゃんこと福留君の頭を叩いたところで、

観念して座り込む涙目の男の子達と目線を合わせる。


「良い?君たちは初めて見かける子達だから今日の所は見逃す。

あと数年我慢すれば君たちも成人になって、夜は好きな時間まで遊べるようになるから。

それまではちゃんと時間を守って遊びなさい。


ルールを破る事がカッコいいと思ってるなら今日で改めて。

ルールを守った上で自分らしく行動できる人がカッコいいんだから。

・・いいね?」


「「「ばい・・。
ずびばべんでじだ・・。」」」



















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