君の腋を舐めたい
「なるほど・・ストーカーですか・・。」
「関本のオッサンには絶対言っちゃダメだよ。
下手に首突っ込まれたら滅茶苦茶になるんだから。」
「はい。了解しました。」
「ヨシトのほうは?
ひったくり犯どうなったの?」
「被疑者の身元が分かったので、
あとは身柄確保です。
解決まであと一歩ってところですね。」
「お婆ちゃんの容態は?」
「安定してますよ。会話も出来るところまで回復してくれたお陰で証言が取れて、
身元判明に繋が・・って水沢さん、
やけに詳しいですね。」
「豊川のジジイから聞いた。」
「おぉ~“タバコミュニケーション”ですか?」
「なにそれ?」
「喫煙者同士って喫煙所で仲良くなるんじゃないんですか?」
「冗談やめてよ。
あのジジイはホント無理。」
「水沢さん・・一応あの人まだギリギリ40代ですからね・・。」
「ヨシトってたまに豊川と一緒に行動してるよね。」
「普段は関本主任の下で動いてますけど、“殺人”事件の時は豊川さんの下で動きます。」