君の腋を舐めたい
素肌を露わにして仰向けにベッドへダイブする君へ、更に追い討ちの唇を押しつける。
顎を少し上げて悶えるその首へと舌を這わせる。
だんだんと固くなっていくのは俺だけじゃない。
首から更に舌は下がっていき、
右と左を・・時間を掛けて味わう。
“生理前だから・・ちょっと痛い・・”
“分かったごめんね”
気遣いが出来る優しい自分を透視させる為、全く必要の無い小芝居も脳内に流れながら、
もうこれだけで、独りベッドに寝転んでこすり続ける左手の先は絶頂を迎えた。
毎日のように君と会い、
毎日のように君と会話を繰り返す。
だからもうどんな単語もどんな台詞も、
君の声で再生出来るよ・・。
おへそを通過して、
恥ずかしそうに開脚して、
恥ずかしそうに俺の舌を受け入れる。
わざと口内に唾液を溜めて、
ピチャピチャと音を立てる。
それを聞いて君は余計に恥ずかしがる。
堪能させた後は、指を使いながら、
舌は再び上に戻る。
一度使った指は二度と離すことなく、
部屋には君の美声がこだまする。
もうこの映像だけで、独りベッドに寝転んでこすり続ける左手の先は何度も絶頂を迎えた。