君の腋を舐めたい
脳内だけで我慢できなくなった夜は、すぐにホテルへと車を走らせセイラを召喚した。
そんな俺の性活を充実させて、
やがてこの嗜好を増幅させ、
一段上げさせたのも・・
やっぱり夏だった。
やっぱり俺は、
一年で一番夏が好きだと実感した。
君は・・上までビッチリ留めた半袖のシャツを着ていたね・・?
忙しく動き回っていた仕事が一段落した後、俺に見られている事にも気付かず、
一瞬だけ油断して、
少し乱れた髪を留め直したよね・・?
半袖の奥から覗かせる二の腕の奥。
僅かに空いた隙間から見えた二の腕の奥。
後ろ髪に両手を伸ばした事によって、
シャツの腕から見えた部分。
もし、初めて見た君の素肌が谷間だったら、
俺は引き続きこの嗜好を楽しんでいたかもしれない。
もし、初めて見た君の素肌が脚だったら、
俺はエロオヤジの嗜好へと転向していたかもしれない。
だからある意味・・君には驚かされた。
君は俺に第三の道を与えてくれた。