君の腋を舐めたい


「ん~~~~?
未成年らしき子はいなさそうですね。」


「今日はこんな所だね。じゃあ戻ろっか。」


「お!じゃあこの後はアサミさんの奢りで飲みにで・・。」


「バーカ。絶対行かないから。」


「チェッ。つまんないの。」


「私と飲みたいなら警察辞めてからにしてよね。」


「・・・・ねぇアサミさん。

なんか“聞いちゃいけない”雰囲気が皆の中で流れてるから、

ずっと触れてきませんでしたけど・・。」


「・・・・。」


「なんでそう頑なに皆と飲みに行かないんですか?

新年会もボーリング大会もいっつもアサミさん欠席だし・・。」


「内村課長の事は尊敬してるし、
生活安全課の皆の事も大好きだし、

福ちゃんの事も頼もしい後輩だって信頼してる。

それでいいじゃない?」


「ちょ・・そんなドストレートに褒められると照れますなぁ。」


「・・だからこそ・・
皆とはこれ以上仲良くなりたくない。」


「・・・?」

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