君の腋を舐めたい
「・・これだったのかぁ・・・
豊川のジジイが心配してた事・・!」
「え・・?豊川刑事?」
「ううん・・何でも無い・・。」
その後も続くチヅルちゃんの“自供”のお陰で、一つの謎は解けた。
まさか別々だったとはというか・・同一犯だと思っていたけど、
あくまで、“ドアノブ悪戯”と“ストーカー”は【別物】
同性愛を真っ向から罵倒されて、異性愛を強く主張するリサちゃんに対して、
強い怒りを覚えて・・
水と片栗粉を用意したとの事だった。
運悪くというか運良くというか・・
悪戯と封筒が同時期に発生したから、
リサちゃんが私達警察に駆け込んでくれるアシストになったって所かな・・。
「チヅルちゃん。
今から私達と一緒に・・
リサちゃんの所へ行かない?」
「・・スッ・・スッ・・・・え・・?」
「私達も一緒に付いててあげるから、今回の悪戯の事・・リサちゃんに謝ろ?」
「・・・・・・・・・・・。」