君の腋を舐めたい
「もし・・リサちゃんが許してくれたら、私達も見逃す。
でも・・酷だけど、
もし許してくれなかったら、あなたをそのままセイズ署へ連行します。」
「・・・・・・・・・。」
「誠心誠意・・ちゃんと謝って、
もう一度・・
“友達”になれないかって・・
“友達の一人”として、
側に居させてくれないかって・・
聞いてみよっ?」
「・・ウゥゥ・・スッ・・ヒック・・
・・・・・はい・・・。
ちゃんと・・リサちゃんに・・
・・・・謝ります・・・。」
「サンエダさん!!
確かに今回の悪戯の件は良くない・・。
でも、さっきも言ったけど、
俺はそれで君の人格否定はしない!!
ちょっと下世話な話だけど・・
男が女の癒やしを求めるように、
女が男の温もりを求めるように、
君が“女性と重なりたい”と持つ願望は、
気持ち悪くも無いし、
全然あり得るし、
何度だって正直になればいい!
だからきっと・・
サンエダさんの事分かってくれる人と・・
いつか巡り会えると思う!!」
福ちゃんはこういう熱い一面があるから好きというか・・
生活安全課の人間として市民の皆さんと向き合う中で、必要不可欠な存在だった。
・・まぁあれほど言ったのに、思いっきり三枝さんの苗字を呼び間違えてるけど!!!