プールのあとはお腹が減る。
隼人君は目を剥き、大げさなほど口角を上げ、ニヤリと笑った。
「俺が殺ったんだ! ちょうど今日から1ヶ月前のあの日に……俺は…」
息が止まるかと思った。
隼人君があのおばあさんを…?
じゃあ、祠が壊されたのも、幽霊達がみんなを殺したのも、もとをただせば、全部隼人君が…
「あのババアは…そう、例の水難事故で唯一の生存者だった。だから負い目を感じたのか、あんな祠を建て、土地まで買った。そして頑なに、売ろうとせず…」
「俺が殺ったんだ! ちょうど今日から1ヶ月前のあの日に……俺は…」
息が止まるかと思った。
隼人君があのおばあさんを…?
じゃあ、祠が壊されたのも、幽霊達がみんなを殺したのも、もとをただせば、全部隼人君が…
「あのババアは…そう、例の水難事故で唯一の生存者だった。だから負い目を感じたのか、あんな祠を建て、土地まで買った。そして頑なに、売ろうとせず…」