強虫×妬虫



その後もずっと元気がなくて、家に送るってか隣だけど、見送った後も寂しそうな表情をしていた。



「なんでだ?」









帰って家でずっと考えていたけど、答えなんて見つからなかった。




「まじ、やばい…俺何した?」





くっそ…俺最低じゃん…







××××××××××







「本人に聞くのが一番じゃね?」



親友の尚輝<ナオキ>に相談。



「そうだよなぁ…」


「っつかお前が悩むとか…っうける!」


「あぁ!?」



相談のはずが話はどんどんそれていき最終的にどうでもいい話になっていった。



「で俺がそこで~~~!!」


「ぎゃはは!馬鹿じゃね?」




「海斗っ!」






なんでだろうな?
こんなうるさい教室なのに、小さなお前の声はハッキリ…聞こえるんだ。


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