強虫×妬虫




××××××××





「わぁ―!久々だぁ!!」


「ははっ、小学校以来だな。」





目の前にはおっきな水族館。
なんか…キラキラしてるよ!




「…幼稚園時、よくこうしてたよな。」




突然海斗がぎゅっと私の手を握った。
その瞬間固まってしまう私…



「…////」






手が、顔が、体が、暑い…。



「ぷっ…真っ赤じゃん。」

と笑い出す海斗。





誰のせいだよ―!!
バカやろ―い!







「よっしゃぁ―!明菜!
イルカショー行くぜぇ!!」


と張り切って歩き出した。



…海斗も好きなんじゃん。
そんな可愛いとこも、大好き。





なんて口に出して言えないけどね。



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