遺書
「あれ?これどれだけ飲むんだっけ?」
そんな僕の考えをよそに先生は寝る為に睡眠薬を取り出して首を傾げる。病気で薬の数を忘れたらしい。
「この前処方箋に書いてあったでしょう。この瓶の錠剤を全部飲むんです」
僕は咄嗟に自分の手帳を先生に見せて、教える。先生はその手帳を自分の物だと勘違いして偽の処方箋に納得する。
「そうか、助かる」
そんな僕の考えをよそに先生は寝る為に睡眠薬を取り出して首を傾げる。病気で薬の数を忘れたらしい。
「この前処方箋に書いてあったでしょう。この瓶の錠剤を全部飲むんです」
僕は咄嗟に自分の手帳を先生に見せて、教える。先生はその手帳を自分の物だと勘違いして偽の処方箋に納得する。
「そうか、助かる」