閲覧注意
・第五章
放課後の学校。
電気が消えて少し薄暗い教室。
教室に残っていたのは俺、晴人、将生、紅音だった。
窓から新校舎を眺めている正吾と紅音。
「新校舎、出来上がるの意外と早かったよね」
「ああ、そうだな」
「この校舎潰れてなくなるの何かもったいないね」
「本当だな、色々と思い出があるもんな」
「うん」
晴人が俺を呼んだ。
なんなんだろう。