ONLY YOU~身代わり見合い結婚は履行で。クールな上司は過保護な旦那様~
違和感
宇佐美社長と筒見社長が行ったかと思えば、今度は槇村院長と由夢さんだった。

「おめでとう…伊集院さん」

「ありがとうございます…」

「穂香さん、白無垢がとてもお似合いよ…」
「ありがとうございます…由夢さん」

「それよりも楓ちゃんは?」

「あ…幸人が見てるよ…」

「えっ?そうなの?」

「伊集院さんの方からも由夢に言ってくれよ…幸人とよりを戻せって…」

「ち、ちょっと京弥さん!?何を言い出すのよ…私は幸人とよりを戻す気なんて…」

「ほのちゃん!!ルキ君を連れて来たわよ!!」

お義母さんがルキ君を連れて来た。

「徹也さん、穂香さんご結婚おめでとうございます!!」

「ありがとう…ルキ君」

私がルキ君に礼を返した。

「!!?」

ルキ君は由夢さんの顔を見て、驚いた表情になった。

「ルキ君、どうしたの?」

お義母さんが問いかけた。

「すいません…この方々は・・・?」
「てっちゃん、ルキ君に紹介してあげて」
お義母さんに促され、徹也さんはお二人をルキ君に紹介した。

「俺たちの隣の部屋に住む鹿沼由夢さんと従兄の槇村京弥さんだ…お二人とも医者だ」



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