ONLY YOU~身代わり見合い結婚は履行で。クールな上司は過保護な旦那様~
楓ちゃんは一旦部屋に戻り、ママの由夢さんを連れて来た。
「人見知りしないのね…お利口さんね・・・」
誰に抱っこされても、愛想を振りまく亨君。
由夢さんに抱っこされてもニコニコしていた。
「じゃそろそろ俺も抱っこしてみようかな?」
今まで一度も抱っこしていなかった徹也さんが由夢さんに代わり、亨君を抱き上げた。
すると亨君は急に唇をへの字に曲げて泣き出した。
「えっ?」
「どうして?俺が抱っこした途端、泣き出すんだよ!?」
徹也さんは困惑しながら泣いている亨君に問いかけた。
「徹也さん…赤ちゃんにそんな事言っても…分かりませんよ…ともかく貸してください」
私が亨君を徹也さんから奪った。
すると亨君はぴたっと泣き止んだ。
「お前…なんで泣くの止めたんだ?」
「・・・亨君は女性に抱っこされるのがいいのね…」
「赤ちゃんでも男と女の区別がつくんですか?由夢さん」
「そりゃ~赤ちゃんでも性別の区別はつくわよ…」
「・・・さすがは司の息子だな…物心ついていない時から女好きとは…」
「人見知りしないのね…お利口さんね・・・」
誰に抱っこされても、愛想を振りまく亨君。
由夢さんに抱っこされてもニコニコしていた。
「じゃそろそろ俺も抱っこしてみようかな?」
今まで一度も抱っこしていなかった徹也さんが由夢さんに代わり、亨君を抱き上げた。
すると亨君は急に唇をへの字に曲げて泣き出した。
「えっ?」
「どうして?俺が抱っこした途端、泣き出すんだよ!?」
徹也さんは困惑しながら泣いている亨君に問いかけた。
「徹也さん…赤ちゃんにそんな事言っても…分かりませんよ…ともかく貸してください」
私が亨君を徹也さんから奪った。
すると亨君はぴたっと泣き止んだ。
「お前…なんで泣くの止めたんだ?」
「・・・亨君は女性に抱っこされるのがいいのね…」
「赤ちゃんでも男と女の区別がつくんですか?由夢さん」
「そりゃ~赤ちゃんでも性別の区別はつくわよ…」
「・・・さすがは司の息子だな…物心ついていない時から女好きとは…」