ONLY YOU~身代わり見合い結婚は履行で。クールな上司は過保護な旦那様~
「お帰りなさい…てっちゃん」
「話は訊いたぞ…彼女はお前と同じ法人営業部で働く有村穂香さんだと」
「お母さん!?」
「何れバレるコトだし…キチンと話をしておいた方がいいと思って」
私と課長は顔を合わせ互いにホッと吐息をつく。
「てっちゃんの話によく出て来る有ちゃんって…貴方なのね…」
「えっ?課長…それってどう言うコトですか?」
乃彩様は私の話を課長から訊いていた。
「…へぇー…俺には全く仕事の話などしないクセに…乃彩には話をしてんだな…徹也」
「・・・仕方ないだろ…母さんが訊いて来るんだから…」
「課長…変な話してませんよね…」
私はさりげなく訊いてみた。
「あぁ~余計なコトは言ってない…」
「有ちゃんは可愛くて、要領が良くて仕事の出来る部下でお嫁さんにしたいと言っていたわ…」
「母さん!?俺がいつ有村の話をして、お嫁さんにしたいと言った??それは母さんの妄想だろ?」
「そう?だって他にも女子行員は居るのに…てっちゃんの話に出て来るのは有ちゃんのコトばかり…それは気になる女性で、彼女ばかり見てるからでしょ?」
「課長・・・」
頭取は肩を揺すらせ、喉奥で必死に笑いを堪えていた。
「私も有ちゃんには会いたいと思ってたの…こんな形で会えるなんて…嬉しいわ。是非、てっちゃんのお嫁さんに来て。有村さん」
姑さんにこれだけ気に入られる嫁も滅多に居ないかも。
「是非、貰ってやってください…穂香貴方は幸せ者よ…」
「お母さん…調子が良すぎよ…」
「話は訊いたぞ…彼女はお前と同じ法人営業部で働く有村穂香さんだと」
「お母さん!?」
「何れバレるコトだし…キチンと話をしておいた方がいいと思って」
私と課長は顔を合わせ互いにホッと吐息をつく。
「てっちゃんの話によく出て来る有ちゃんって…貴方なのね…」
「えっ?課長…それってどう言うコトですか?」
乃彩様は私の話を課長から訊いていた。
「…へぇー…俺には全く仕事の話などしないクセに…乃彩には話をしてんだな…徹也」
「・・・仕方ないだろ…母さんが訊いて来るんだから…」
「課長…変な話してませんよね…」
私はさりげなく訊いてみた。
「あぁ~余計なコトは言ってない…」
「有ちゃんは可愛くて、要領が良くて仕事の出来る部下でお嫁さんにしたいと言っていたわ…」
「母さん!?俺がいつ有村の話をして、お嫁さんにしたいと言った??それは母さんの妄想だろ?」
「そう?だって他にも女子行員は居るのに…てっちゃんの話に出て来るのは有ちゃんのコトばかり…それは気になる女性で、彼女ばかり見てるからでしょ?」
「課長・・・」
頭取は肩を揺すらせ、喉奥で必死に笑いを堪えていた。
「私も有ちゃんには会いたいと思ってたの…こんな形で会えるなんて…嬉しいわ。是非、てっちゃんのお嫁さんに来て。有村さん」
姑さんにこれだけ気に入られる嫁も滅多に居ないかも。
「是非、貰ってやってください…穂香貴方は幸せ者よ…」
「お母さん…調子が良すぎよ…」