ONLY YOU~身代わり見合い結婚は履行で。クールな上司は過保護な旦那様~
甘いキスを幾度も落とされ、強く下腹部が疼いた。

キスにその先も力也と別れてから・・・半年以上ご無沙汰だった。

久しぶりに味わう刺激。
カラダが物足りなさを感じていた。

キスだけじゃない足りない。
それ以上の事をカラダが求めた。

欲求不満の末期症状だ。

「どうした?穂香。随分と切なさそうな顔だな」
「べ、別に…何でもないです」

私は彼に厭らしいと思われては恥ずかしいと思い、虚勢を張った。


「痩せ我慢してるな…穂香」

「私は別に…徹也さんの意地悪」

「最初から、分かっていただろ?俺が司みたいに優しくないって」

「それはまぁ―分かっていましたけど…」

「俺のこれ以上君に触れると歯止めがきかなくなる」

そう言って、彼は私のカラダから離れた。

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