ONLY YOU~身代わり見合い結婚は履行で。クールな上司は過保護な旦那様~
「どうぞ」
とキッチンに行った彼がグラスにミネラルウォーターを注ぎ、リビングのソファに座る私に持ってきた。
「ありがとう」
彼も私の隣に腰を下ろし、一緒にミネラルウォーターで喉を潤した。
「一人で住んでいるんですよね…」
「そうだよ。誰かと住んでると思ってる?」
「え、あ…だって一人で住むには広いから…」
「でも、君と結婚したら二人で住む。それに、家族が増えたら、手狭になるさ」
「え、あ・・・」
家族…彼の口から出た途端、私の頬を赤く染まった。
「俺なんかおかしなこと言った?」
「いえ」
徹也さんは不敵な笑みを浮かべ、私を問いかけた。
「・・・今夜は媚薬の効能はなしで、君を抱きたい」
「えっ!?あ・・・」
「穂香が嫌なら…何もしないけど…」
「・・・嫌じゃないです。でも、その前にお風呂に入りたいです」
「分かった…じゃ俺はバスルームに行くよ」
徹也さんは残りのミネラルウォーターを一気に飲み干して、腰を上げた。
とキッチンに行った彼がグラスにミネラルウォーターを注ぎ、リビングのソファに座る私に持ってきた。
「ありがとう」
彼も私の隣に腰を下ろし、一緒にミネラルウォーターで喉を潤した。
「一人で住んでいるんですよね…」
「そうだよ。誰かと住んでると思ってる?」
「え、あ…だって一人で住むには広いから…」
「でも、君と結婚したら二人で住む。それに、家族が増えたら、手狭になるさ」
「え、あ・・・」
家族…彼の口から出た途端、私の頬を赤く染まった。
「俺なんかおかしなこと言った?」
「いえ」
徹也さんは不敵な笑みを浮かべ、私を問いかけた。
「・・・今夜は媚薬の効能はなしで、君を抱きたい」
「えっ!?あ・・・」
「穂香が嫌なら…何もしないけど…」
「・・・嫌じゃないです。でも、その前にお風呂に入りたいです」
「分かった…じゃ俺はバスルームに行くよ」
徹也さんは残りのミネラルウォーターを一気に飲み干して、腰を上げた。