ONLY YOU~身代わり見合い結婚は履行で。クールな上司は過保護な旦那様~
初めての喧嘩はお互いに謝り合い、仲直り。
『LINE』のメッセージ通り、彼はその日の夜は帰宅しなかった。
私は初めて一人で彼の部屋で過ごした。
彼と同棲を初めて、日は浅く、まだまだ自分の部屋のようには思えない。
夕食は適当に作ればいいと思ったが、明日、彼の大好きなハンバーグを作って差し入れようとお義母さんからもらったレシピを参考に自分で作った。
自分では美味しいと思ったが、彼の口に合うかは不安だった。
翌日。
「穂香」
エントランスのセキュリティゲードで彼に呼び止められた。
「徹也さん…」
いつもはきっちりとしている彼だけど。
今朝は珍しく、ワックス無しのサラサラの髪の上寝ぐせも残り、顎髭の剃りも甘かった。
彼にしては珍しく寝坊した様子だった。
「昨日はご苦労様でした…」
「・・・すまなかった。穂香」
「いえ」
「何かかわった事はなかったか?」
「はい」
私たちは二人で、エレベーターホールに向かった。
『LINE』のメッセージ通り、彼はその日の夜は帰宅しなかった。
私は初めて一人で彼の部屋で過ごした。
彼と同棲を初めて、日は浅く、まだまだ自分の部屋のようには思えない。
夕食は適当に作ればいいと思ったが、明日、彼の大好きなハンバーグを作って差し入れようとお義母さんからもらったレシピを参考に自分で作った。
自分では美味しいと思ったが、彼の口に合うかは不安だった。
翌日。
「穂香」
エントランスのセキュリティゲードで彼に呼び止められた。
「徹也さん…」
いつもはきっちりとしている彼だけど。
今朝は珍しく、ワックス無しのサラサラの髪の上寝ぐせも残り、顎髭の剃りも甘かった。
彼にしては珍しく寝坊した様子だった。
「昨日はご苦労様でした…」
「・・・すまなかった。穂香」
「いえ」
「何かかわった事はなかったか?」
「はい」
私たちは二人で、エレベーターホールに向かった。