色になる君
「うおー!離陸するときの体が浮く感じめちゃくちゃ好きなんだよねー。」
「俺寝るから、何かあったら起こして。」
「夜空〜!何かあったらメールしてね!」
みんなそれぞれ自分のリズムで、
過ごせてるみたいだし、
まぁ、良かったのかな?
「夜空、今から何するの?」
横を見ると興味津々で、私のことを除く空君の姿が。千花は、携帯いじってるし……。
「んー、映画見ようかな。ちょうど一本見終わったら沖縄着いてそうだし。」
「何の映画??」
「私、小さい頃から好きな監督さんがいて、その人の映画。っていっても、もう見るの何十回目なんだけど、何回見ても飽きなくて
好きなんだよね。」
あ、ついつい白熱して話してしまった。