ふしだらな猫かぶりからの溺愛
そして今私と一緒にいるのは……隣に立つ神奈さんを見上げる。
私の視線に気づいた神奈さんは何?と目で返して軽く首を傾げるけど、この人たちは秦野さんに何も言ってないんだろうか?と私まで首を捻る。
「今ね、他のライブハウスで歌っていろいろ練習と勉強中でね、今日はここに初めて……」
「え!?今日の17時から出るNinaって仁那ちゃんだったの!?」
「そうだよー、ていうかあれ?オーディションのとき秦野さんそういえばいなかったね」
「オーディションは俺は関わってないからね〜、しかも午前中にやるから俺出勤する前だし……ってあ〜それで神奈一緒にいるのか!」
「まあな」
ようやく神奈さんがいる事に納得したみたいだけど、なんかおかしくない?
保護者のようにいる事には疑問はないのか。
まあ、間違いではないけど。
今日初めてここのライブハウスに出演する私を保護者のような立ち位置で心配して着いてきたんだけどね、神奈さんは。
私の視線に気づいた神奈さんは何?と目で返して軽く首を傾げるけど、この人たちは秦野さんに何も言ってないんだろうか?と私まで首を捻る。
「今ね、他のライブハウスで歌っていろいろ練習と勉強中でね、今日はここに初めて……」
「え!?今日の17時から出るNinaって仁那ちゃんだったの!?」
「そうだよー、ていうかあれ?オーディションのとき秦野さんそういえばいなかったね」
「オーディションは俺は関わってないからね〜、しかも午前中にやるから俺出勤する前だし……ってあ〜それで神奈一緒にいるのか!」
「まあな」
ようやく神奈さんがいる事に納得したみたいだけど、なんかおかしくない?
保護者のようにいる事には疑問はないのか。
まあ、間違いではないけど。
今日初めてここのライブハウスに出演する私を保護者のような立ち位置で心配して着いてきたんだけどね、神奈さんは。