ふしだらな猫かぶりからの溺愛
秦野さんが嵐のように去っていったモモタに呆れたため息を吐いた。
「仁那すごいな、今日初めてきて今インディーズで1番人気のあるashのドラムと知り合っちゃうなんて」
「ash?」
「モモタのバンドの名前なー」
「それってa.s.hでash?」
「ん?そうだよー」
そっか、ashっていうんだ。
ash、灰。ash grey、灰色の灰。
私の大好きな色。
ぜんぜん知らない人なのに、たったそれだけで少し親近感を覚えた。
どんな曲なのかなー、楽しみ。
ライブハウスの中は、演奏中じゃない今は照明がかなり落とされていて暗くなっている。
その中で、バーカウンターや音響を調整するブース、ライティングを行うコーナーが見えた。
まずは飲み物、と。
「仁那すごいな、今日初めてきて今インディーズで1番人気のあるashのドラムと知り合っちゃうなんて」
「ash?」
「モモタのバンドの名前なー」
「それってa.s.hでash?」
「ん?そうだよー」
そっか、ashっていうんだ。
ash、灰。ash grey、灰色の灰。
私の大好きな色。
ぜんぜん知らない人なのに、たったそれだけで少し親近感を覚えた。
どんな曲なのかなー、楽しみ。
ライブハウスの中は、演奏中じゃない今は照明がかなり落とされていて暗くなっている。
その中で、バーカウンターや音響を調整するブース、ライティングを行うコーナーが見えた。
まずは飲み物、と。