ふしだらな猫かぶりからの溺愛
俺はそもそも他人とすぐに打ち解ける性格じゃないし、さらにふだん関わりのない小学生相手に話すことなんてないはずなのに。
不思議なことに、この子とは違和感なく話せている。
音楽を通すと誰とでも繋がりを持てることの凄さ知った。
「すごいねぇ〜、お兄さんは歌手になりたいの?」
「ん〜、今はギターも楽しくてバンドもやってみたいし、いろいろやりたいからまだわかんなぁい」
人に音楽についての将来性を問われたのは初めてだったけど、案外すんなりと答えた自分に感心した。
でも、そうか。
やっぱり俺は音楽関係に興味があるんだな〜。
「お兄さんが歌手になったら私応援するね!最初のファンになりたいんだぁ〜」
「唐突だなー、じゃあ俺がもし将来音楽活動を始めたら君が最初のファンになってよ」
「いいの!?やった〜!」
「ははっ、まだなんも分かんないんだけどねー」
「……笑ったぁ!」
え?俺、笑ってた?
不思議なことに、この子とは違和感なく話せている。
音楽を通すと誰とでも繋がりを持てることの凄さ知った。
「すごいねぇ〜、お兄さんは歌手になりたいの?」
「ん〜、今はギターも楽しくてバンドもやってみたいし、いろいろやりたいからまだわかんなぁい」
人に音楽についての将来性を問われたのは初めてだったけど、案外すんなりと答えた自分に感心した。
でも、そうか。
やっぱり俺は音楽関係に興味があるんだな〜。
「お兄さんが歌手になったら私応援するね!最初のファンになりたいんだぁ〜」
「唐突だなー、じゃあ俺がもし将来音楽活動を始めたら君が最初のファンになってよ」
「いいの!?やった〜!」
「ははっ、まだなんも分かんないんだけどねー」
「……笑ったぁ!」
え?俺、笑ってた?