ふしだらな猫かぶりからの溺愛
繋いだ手から瑠衣にもそれが伝わったらしく、瑠衣が足を止めて私の顔を覗く。
「仁那?どうした?」
「……う、うん、あのね」
どうしよう。どんどん緊張してきた。
瑠衣、喜んでくれるかな……。
エクルベージュのふわふわとした髪を揺らし、猫みたいな少しつり目の相変わらずとんでもなく美しい顔の私の夫。
オーバーサイズの色の薄いウォッシュデニムのジャケットに、中はTシャツ。
下は黒のスキニーの綿パンに、今日はお揃いで履いてるスニーカー。
いまでも変わらない、格好良さにずっと恋している。
「仁那?どうした?」
「……う、うん、あのね」
どうしよう。どんどん緊張してきた。
瑠衣、喜んでくれるかな……。
エクルベージュのふわふわとした髪を揺らし、猫みたいな少しつり目の相変わらずとんでもなく美しい顔の私の夫。
オーバーサイズの色の薄いウォッシュデニムのジャケットに、中はTシャツ。
下は黒のスキニーの綿パンに、今日はお揃いで履いてるスニーカー。
いまでも変わらない、格好良さにずっと恋している。