ふしだらな猫かぶりからの溺愛
「どうも、ashです」
さっきRUIさんを迎えに来た黒髪の人が挨拶をするとお客さんの声と興奮がさらに大きくなった。
あ、やっぱりあの人もバンドのメンバーだった。
神奈ー!と口々に聞こえ、それに応えるように少し手を上げると今度はモモタが楽しそうに声を出す。
「みなさんお待たせしてすいません〜!うちのるーくんがちょっとモタモタしてたんです〜!」
やっぱりRUIさん時間ギリギリだったんじゃん。
それなのに呑気にアイスコーヒー飲んでるから〜。
「でも今日はRUIの機嫌がとてもいいのでパフォーマンス期待しててください」
モモタに続き神奈さんがそういうと大歓声とともに、爆音で演奏が始まった。
RUIさんの声は人を惹きつける不思議な魅力があって、鳥肌がたった。
ギターを弾きながらマイクに口をつけて歌うRUIさんは、さっきみた緩さなんてどこにもなくて挑発的な視線と誘うような歌い方、立ち姿まで。
その身体全てで歌を楽しんでいた。
さっきRUIさんを迎えに来た黒髪の人が挨拶をするとお客さんの声と興奮がさらに大きくなった。
あ、やっぱりあの人もバンドのメンバーだった。
神奈ー!と口々に聞こえ、それに応えるように少し手を上げると今度はモモタが楽しそうに声を出す。
「みなさんお待たせしてすいません〜!うちのるーくんがちょっとモタモタしてたんです〜!」
やっぱりRUIさん時間ギリギリだったんじゃん。
それなのに呑気にアイスコーヒー飲んでるから〜。
「でも今日はRUIの機嫌がとてもいいのでパフォーマンス期待しててください」
モモタに続き神奈さんがそういうと大歓声とともに、爆音で演奏が始まった。
RUIさんの声は人を惹きつける不思議な魅力があって、鳥肌がたった。
ギターを弾きながらマイクに口をつけて歌うRUIさんは、さっきみた緩さなんてどこにもなくて挑発的な視線と誘うような歌い方、立ち姿まで。
その身体全てで歌を楽しんでいた。