ふしだらな猫かぶりからの溺愛
「ね、ねえ、もしかして……きみashと知り合いなの!?モモタと神奈ってashのメンバーの名前だよねっ?」
すっかり忘れていた、ワイシャツ姿の茶髪のお兄さんが興奮気味に会話に割って入ってきた。
あ!神奈ってashの人か!
そうだ、RUIさんを迎えに来た黒髪の人がたしかそんな名前だった気がする!
閃きですっきりしている私とは対照的に秦野さんはちょっと不機嫌そうな顔をした。
「あの、お客さんたちこの子たちの知り合い?」
「え?あ、いや、さっきそこで会って一緒に入ろうと」
「別に知り合いじゃないです」
ちょっと口籠るお兄さんに代わって、藍が容赦なく切り捨てる。
「それならこの子たちには構わないでね〜、俺の知り合いだから変なことしたらすぐ警察呼びますんで」
さらに追い討ちをかけるように秦野さんが目が笑ってない笑顔で言うと、お兄さんたちは大人しく離れていった。
秦野さんの行動に藍も驚いたようだったけど、私たちに害をなす存在じゃないと認識してくれたのか、秦野さんに対する態度が優しくなった。
すっかり忘れていた、ワイシャツ姿の茶髪のお兄さんが興奮気味に会話に割って入ってきた。
あ!神奈ってashの人か!
そうだ、RUIさんを迎えに来た黒髪の人がたしかそんな名前だった気がする!
閃きですっきりしている私とは対照的に秦野さんはちょっと不機嫌そうな顔をした。
「あの、お客さんたちこの子たちの知り合い?」
「え?あ、いや、さっきそこで会って一緒に入ろうと」
「別に知り合いじゃないです」
ちょっと口籠るお兄さんに代わって、藍が容赦なく切り捨てる。
「それならこの子たちには構わないでね〜、俺の知り合いだから変なことしたらすぐ警察呼びますんで」
さらに追い討ちをかけるように秦野さんが目が笑ってない笑顔で言うと、お兄さんたちは大人しく離れていった。
秦野さんの行動に藍も驚いたようだったけど、私たちに害をなす存在じゃないと認識してくれたのか、秦野さんに対する態度が優しくなった。