ふしだらな猫かぶりからの溺愛
「あの……、秦野さん。その仁那を探してる人って」
「あぁ、インディーズで今1番人気のあるバンドのメンバーなんだけど怪しいやつらじゃないから心配しなくていいよ〜」
「え!じゃあやっぱりさっきの二人が言っていたその、ash?の人たちが仁那を探してるんですか?なんで?」
後半のなんで?を思いっきり私を見ながら藍が聞いてくるけど、
「さ……さあ?」
私にも心当たりがなくてわからない。
「とにかく、仁那ちゃんが今ここに来てるってこと神奈に知らせてもいい?来たら教えろってうるさく言われてんのよ俺」
「え、あ、うん……。いいけど、ここに来るの?」
「たぶんなー」
わざわざ私に会いに人気のバンドマンが何のようなのか、ますますわからない。
とりあえず、その神奈って人に秦野さんが連絡を入れてるすきに、私たちはフロアに出てきた。
今、演奏してる3人組バンドの曲を聴きつつ、ドリンクを貰いにカウンターへ行く。
「あぁ、インディーズで今1番人気のあるバンドのメンバーなんだけど怪しいやつらじゃないから心配しなくていいよ〜」
「え!じゃあやっぱりさっきの二人が言っていたその、ash?の人たちが仁那を探してるんですか?なんで?」
後半のなんで?を思いっきり私を見ながら藍が聞いてくるけど、
「さ……さあ?」
私にも心当たりがなくてわからない。
「とにかく、仁那ちゃんが今ここに来てるってこと神奈に知らせてもいい?来たら教えろってうるさく言われてんのよ俺」
「え、あ、うん……。いいけど、ここに来るの?」
「たぶんなー」
わざわざ私に会いに人気のバンドマンが何のようなのか、ますますわからない。
とりあえず、その神奈って人に秦野さんが連絡を入れてるすきに、私たちはフロアに出てきた。
今、演奏してる3人組バンドの曲を聴きつつ、ドリンクを貰いにカウンターへ行く。