ふしだらな猫かぶりからの溺愛
「今はもう何も気にしてないよー、これが私の色なんだって大切に思ってるから褒めてもらえると嬉しい」
おまけに"好き"とまで言ってもらえて、ちょっと照れながらRUIさんを見ると、RUIさんの綺麗な顔が少し意地悪そうに笑った。
えっ、何……?
なんでそんな企んでるような顔……怖っ!
「照れた〜、俺が好きって言ったから?」
「うっ、うるさいー!」
「可愛い〜、仁那可愛いなぁ〜」
「もうからかわないでぇー、私あんまり免疫ないんだから!」
さっきまでのやり取りを知らないモモタと万里さんが、そんな私たちを目を丸くして見ている。
神奈さんは多少慣れたのか、苦笑しながらも「RUI、ほどほどにな」と軽く嗜める。
RUIさんはやる気のない喋りかたとだらしない態度で滅多に話さないのかと思ったけど、全然そんなことなかった。
むしろ自分から私を知ろうと質問したり、ふざけたことを言ってからかったり、とてと楽しそうだ。
おまけに"好き"とまで言ってもらえて、ちょっと照れながらRUIさんを見ると、RUIさんの綺麗な顔が少し意地悪そうに笑った。
えっ、何……?
なんでそんな企んでるような顔……怖っ!
「照れた〜、俺が好きって言ったから?」
「うっ、うるさいー!」
「可愛い〜、仁那可愛いなぁ〜」
「もうからかわないでぇー、私あんまり免疫ないんだから!」
さっきまでのやり取りを知らないモモタと万里さんが、そんな私たちを目を丸くして見ている。
神奈さんは多少慣れたのか、苦笑しながらも「RUI、ほどほどにな」と軽く嗜める。
RUIさんはやる気のない喋りかたとだらしない態度で滅多に話さないのかと思ったけど、全然そんなことなかった。
むしろ自分から私を知ろうと質問したり、ふざけたことを言ってからかったり、とてと楽しそうだ。